創作の世界の用語 を妄想と共に解説


悪魔
魔界に住む魔力で動くいきもの
魔界にただようわずかな魔力を糧に生きている、食事や睡眠などの欲求は日々の楽しみや活力のためで生きるために必ずしも必要ない、ただ肉体のある悪魔はそれらが極端に無いとただよう魔力を上手く吸うことができなくなったりするので悪魔にも生理欲求に答えることは大切。肉体は成長はしても老化はしない、寿命はある
生まれつき魔力の大きさの器は決められている、ただ大悪魔でもどんな小さく弱いで悪魔も死ぬと同じ場所、壁の中に落ちて黒く溜まる
一番多く普及してる身分階級認識
 大悪魔>>>上位悪魔>>普通の悪魔>小悪魔≒亜人や獣人>獣、魔獣>ドドメの悪魔>家畜 ※かならずしも強さの階級ではない
すべての悪魔の共通弱点は天使の血
魔力
悪魔を動かす力、空気のように魔界に漂っている。人間の世界ではごくごく薄く、天界にはない
悪魔にはそれぞれ生まれ持った魔力があり、色でおおまかに四つに区分される。
魔界にただよう魔力にも色があり、自分に相性のいい場所にいると魔力の回復が早まる。 相性がいい場合の多くは生まれ故郷だったり、自分が結界や術式を敷いて区画整理して安定させた場所
自分の魔力のありかたがわからない悪魔や魔獣はドドメの悪魔と呼ばる
魔導体
魔力を使い体を構成している悪魔のこと、物質的な体が無い
体が欠けてしまい再生できなかった体の(特に重要器官)を魔力で補完している悪魔のことを半魔導体という
魔導体は死ぬと死骸の一片も残らない、必ず角が生えていて弱点、体のサイズ変換変形変質などが容易、魔力が少なくなると極端に戦闘能力が落ちる
先天的か後天的かで差異が出るが肉体的欲求が希薄

ドドメの悪魔
ドドメに住む自分の色がわからない、濁っていて区分ができない、魔力の色や質が固定されていない悪魔または魔獣のこと
。明確な色を持った悪魔の色を奪おうと現れ色つきの悪魔と騒動を起すのでたいてい嫌われるか避けられている
ドドメの悪魔が色を得る方法は自分より魔力が強い色のついた悪魔を食べるか、色を与えてもらう事だけ、もらう場合は色の持ち主は弱くてもいい

魔界
延々に広い、固定(=魔力による区画整理やルール決めやただよう魔力の安定化)を行わないと真っ白で不安定な魔力がただよう以外何もない空間がずっと無限に続いている。固定された場所には悪魔、亜人、獣人、獣などが普通に住むことができ
固定されておらず何もない場所はすべてドドメと呼ばれる過酷な環境、ドドメの悪魔とドドメ虫が住む

大悪魔
区画整理を行った魔界の領地を治めている強い悪魔のこと
名乗っている悪魔はたくさんいるが、たいてい色を冠した
【赤のソラト、青のレダ、黄金のミハイロフ、緑のオオエ】の事を指す
この四人は固定した範囲や規模が飛びぬけている
赤のソラト ……赤い空と山が連なるカインという領地を治める
青のレダ ……砂漠と夜空が広がるアンテノラの領地を治める
黄金のミハイロフ ……草原と根に迷宮が広がる超巨大樹のある領地を治める
緑のオオエ ……深淵の海が広がる領地を治める
※領地のメインスポットを書いただけでそれしかその悪魔の領地にないわけではない
無数の世界への場所と魔界を黒く区切る何も無い真っ暗なすきま、悪魔はすべてここに帰る
世界
魔界/無数の世界/天界 の三つに分類
三界をゲートの能力なしに自由に行ったり来たりすることはできない
無数の世界は時間の流れも違う
魔界の時間は一方通行、“今”しかない。天界の時間の流れや隔てるものの名称などは不明。魔界から天界にゲートを直結することはできない、無数の世界から経由させる方法はなくはない。悪魔のゲートの能力で白い隔たりに穴を開けることは簡単にはできない。
無数の世界
普通の世界、誰かがルールを決め固定しなくても何もかもがそのままにある世界、魔界側からだと、むこうの世界、壁の向こう側という呼び方をされる
無数の世界のそれぞれの世界で頂点に立つ知的生物は決して人間だけではない、ただ極端にその頂点に立ち繁栄した世界に人間が多い。それは天界がちょっかいだして、なにかしら人間にひいきをして異形のものを排除しているのではと魔界ではささやかれている。なので悪魔は人間を好ましく思ってない、が食べ物としてみると常習性があり美味しい
魔界に居るドラゴン、亜人、獣人、獣の故郷
ドラゴン、竜
歴代の多くの大悪魔が戦闘態勢姿をドラゴンの姿でとるので魔界の悪魔達はドラゴンとは強い生き物である、と認識している
魔界にいるドラゴンは過去に壁の向こうの世界から逃げてきたor悪魔がお宝として持ち込んだ本体または末裔とされている。魔力は一切持たないが純粋な肉のある生き物としての最高峰の力を持っている、長寿
亜人、獣人、獣、家畜
魔力を持たない只の普通の生き物、自然の力≒妖力で動いている
自然の力、というのはあくまで地盤のルールが無いと成立しない、魔界で生きるには必ず固定されてルールが決めてある場所でしか生きられない、ドドメに踏み入ることは出来ず入ると体が崩壊してしまう、ドラゴンも同じ
魔界にはもともとおらず、悪魔の誰かが壁の向こうの世界からさらってきて魔界に適応させてそのまま増え居ついている者達
読心
魔力を使ってあいての心を読むこと、閉心で防ぐ、上位の悪魔が行う、2種類の方法がある
1、今現在のあいての頭で考えてることを読む、あいての中で答えが固まっていないもやの状態では答えを読み出すことはできない
2、相手の思考傾向や、過去経験とそれに対する感情すべてを無理やり読み出して、相手そのものを自分の思考の一部領域にコピーし再現して相手の答えを読み出す方法、決めかねている物事への思考未来予測ができる。自分の魔力と技量がないと難しい、技量が高ければ高いほど精度が上がる、心をよみたい相手が思考保持に使う魔力量が多いと難易度が上がる。これを一度でもされると人生丸裸にされたようなものなので行う悪魔はすごく嫌われる
閉心
読心を防ぐ方法、技術として身に着けるほか生来備わってる場合もある
読心の1を防ぐのは簡単で知能があればほとんどの悪魔が行うことができる、また、魔力を少しでも持っていれば人間でも防ぐことは可能。魔力の少ない小悪魔は上位悪魔からの2を防ぐのは難しい
ゲート
場所と場所、世界と世界を行き来する能力、扉や穴、門など境界線をつかったワープゲートを作る能力、大悪魔が必ず備えている特異な能力
どんなに弱い悪魔にも発現する可能性はある、能力が出たから大悪魔ではない、魔力さえ持っていれば人間にもありえる。魔界と魔界など同じ世界の移動の場合はゲートを何が通っても問題はないが、世界が違う(魔界とむこうの世界など)をつないだ場合弱い悪魔がほかの自分より強い悪魔にゲートを通られると死んでしまう場合がある。違う世界をつなぐ場合、通る悪魔の魔力量をゲートを作る悪魔が肩代わりしなければならない。大きいサイズのゲートを作るのは大変。またゲートの能力を酷使すると精神を病む
魔術と呪術と魔法
魔力をもとに動かすのは一緒、魔術と呪術はほぼ用途が同じ、それぞれ得手不得手分野があるがどちらでも同じ結果を出すことは可能
魔術……自分の魔力100%で術式を行う。詠唱、魔法陣の記述、薬などきわめて精密に行われる、正しく発動された場合結果が個々により大きく異なることはない。術によって必要な魔力量、難易度が細かくきめてある。学問的で伝統的に研究されていて知識と術に見合った魔力があれば才能は必要ない
呪術……自分の魔力で行う、詠唱は必要ない。大規模で強力なものを行いたい場合は地面などに陣を敷くのが一般的、指で印を組む、ダンスのステップ、剣をふるうなど陣をつくる方法は型にとらわれない。魔術より魔法と相性がよく環境(辺りにただよう魔力を)用いた呪術というのもある。同じ呪術を行っても魔力量、術者の性格、精神状態、呪術を行う場所、陣の記述につかった線の太さ、さまざまな要因のさじ加減で効果のふり幅がコロコロ変わる、学ぶことが出来るが形の無いものを汲み取るような知覚の才能と忍耐力が必要
魔法……自分の魔力ではなく辺りにただよう魔力を利用して行われる、魔力ただよう魔界でなくては行えない。花を咲かせる、火種を得る、光らせる、さがしものを見つける、水を甘くするなど可愛らしいものが多い。あまりに破壊的で大規模な魔法は魔法ではなく禁呪であり外法。魔法は自分の本能と個性で行われることが多く後天的に学ぶことは出来ない
頭に生える角やタテガミ、羽角、冠は悪魔のプライドの象徴、魔力コントロールの中枢、上位悪魔はたいてい生やす
角は弱点を晒す行為であり、自信が無いとそんなことは出来ないのでプライドを誇示するためだけに生やしている、本当は体の中でコアを作っておけば十分、生えている角が無くなると歩くことすら困難になるのでたいていの悪魔は一本だけではなく一対二本で生やす。体の中でいちばん丈夫に出来ている、硬い場合だけではない。一本だけで角を生やす悪魔は相当の心のずぶとさの表現であり豪胆さをあらわしている